昨シーズン、4月に入ってから志賀高原(高天ヶ原と一ノ瀬)に来たときは、
すでに滑れるコースが非常に少なかったため、今回は3月中に来ました。
せっかくなので、これまで滑ったことのない熊の湯と横手山です。
コースの良し悪しがわからないので、両方滑れるリフト券を選択。
熊の湯から横手山へは連絡コースがありますが、
逆は一旦ゲレンデから出てバスか15分程度の歩きとなるため、
現実的には一方通行です。
必然的に、まず熊の湯で滑り、途中で横手山に移動するわけですが、
ゲレンデの状況などは行ってみないとわかりませんから、
移動のタイミングは悩まされることになります。
宿も熊の湯か横手山か、少なくともどちらかには遠いわけで、
「宿の目の前がゲレンデ」が理想の私には、
ちょっとしんどいスキー場でした。
初日
熊の湯はアイスバーンに薄っすら雪がのった状態。
調子に乗って滑っていると、いきなりズルっといくので、開脚で恐る恐る滑りました。
横手山に移動するも、コンディションは変わらず。
横手山最上部に上るリフトは強風のため長時間運休していたので、
その下のリフトばかり繰り返していました。
そのうち上部リフトが動き出し、
またいつ止まるかわからないので飛び乗ったわけですが・・・
さすがは最高所にあるスキー場です。
リフトから右側は、周りの山々を見下ろす絶景です。
自分が空の上にいるような感覚ですので、強風に煽られるのは結構怖かったです。
高所恐怖症の方は、前か左側を見ておくことをお勧めします。
リフトを降り、とりあえず横手山頂ヒュッテで休憩。
日本一高いところにあるパン屋さんだそうです。
カレーパンと(何かと)ホットレモネード。
カレーがかなり片寄ってたのはちょっと残念でした。
こちらは店の中から。
満点ビューテラスという展望台から。
写真では伝わりませんが、
手すりに近付くのも怖いほどの強風でした。
2日目
夜の間にたっぷり積雪がありました。
私の車もこの通り。
おかげでアイスバーンは解消。
雪の状態はピークシーズン並みでした。
ただし、降雪でゴーグルを外せないのに加えてガスも濃かったです。
割と早いタイミングで横手山へ移動し、
山頂から奥の部分にある渋峠スキー場でしばらく遊んだのですが、
視界が極めて悪く、コース幅がわからないうえ、
圧雪されているかどうかすら見えず、恐々滑っていました。
他のスキーヤーがほぼいない貸し切り状態でしたので、
人目を気にせず色んな滑り方を試してみることはできましたけどね。
この日、一番良かったのは、横手山のジャンボコースでした。
山頂部から降りていく際、細くグネグネしたコースをただ降りていたのですが、
プルークで降りていく子供の団体で混雑していたこともあり、
面白くなかったので、途中でジャンボコースに入ったんです。
前日は近寄らなかったんですけどね。
他の人も全然入って行かないし、
状況のわからない「エキスパートオンリー」のコースに向かう勇気はありませんでした。
カリカリのコブならまだしも、
荒れた深雪が固まったようなところだと何もできませんので。
でも、大量の降雪が続いた今なら大丈夫だろうと、独り向かいました。
途中までは快適でしたね。
幅もあり斜度もほどほど。誰もいないコースは気持ちよく滑れました。
で、メインの斜面にくると、急に斜度が変わります。
30度もないようですが、
(多分カリカリのコブの上に)たっぷりの降雪があり、そこそこ荒れた状態。
雪が固まっておらず、割と楽しむことができたので、
もう1本滑って2日目の締めにしました。
(下手糞なので、誰よりも斜面を荒らしたと思います。)
3日目
ようやく雪質と天気が揃ってくれました。
熊の湯のリフトから見えないところに、
隠れコブという練習用のコブが準備してありました。
幅も広く斜度も緩い、易しい類の溝なんでしょうが、
ちょっとだけ滑ってみて逃げ出しました。
(横手山へ移動しようと思ったところだったこともあり・・・
というのは言い訳ですね。)
渋峠でしばらく遊び、ジャンボコースを5~6本滑って締めにしました。
ブーツの状態
そこそこ滑ってみましたが、ブーツは今のままで良さそうです。
スキー工房ヒグチが谷町6丁目に移転し、
せっかく電車では行きやすくなりましたが、
しばらくお世話になることはなさそうです。