2022年5月3週目 中部日本ツーリング

今回は梅雨入り前のツーリングです。
ギリギリまで行き先やスケジュールについて悩みましたが、
もう毎度のことですね。

1日目

飛騨高山へ

まずは477号、周山街道などを通って福井へ向かいます。
途中、「美山ふれあい広場」でトイレ休憩。
ソフトクリームぐらい食べれば良かったと、帰ってから後悔。

昼食は敦賀市にある「日本海さかな街」で寿司を食べました。
そのあとは美濃街道、白川街道などを通って飛騨高山の宿へ。

信号もないガラガラの田舎道を6速でトコトコ走ってましたから、
一日の終わりに給油した際、燃費を満タン法で計算してみたところ、
40㎞/lを軽く超えていました。
さすがはGSRです。

晩御飯は「甚五郎ラーメン」のチャーシュー麺。
いわゆる高山ラーメンの店です。
同じ「醤油」と名の付くラーメンでも
(口の周りがベトベトする)豚骨の強い白濁したラーメンより、
こういう透明感のある醤油味の方が好きです。

2日目

ビーナスラインへ

2日目はビーナスライン経由で山中湖の宿を目指します。
ちゃんと富士山が見える明るいうちに着きたいので、
あまり寄り道はしてられません。

岐阜と長野の県境にある安房峠を通って松本へ。
フルメッシュのジャケットだったので、トンネルの中は滅茶苦茶寒かったです。
トンネルを抜けてからですが、上下とも雨具を着込みました。

松本から美ヶ原高原美術館へ向かう途中、扉温泉方面が通行止めでしたので、
ビーナスラインに入る扉峠へは、迂回路であるアザレアラインを通ります。

美術館の駐車場周辺で撮った写真です。

今年もこんな感じの曇り空でした。

この下の写真はどこか忘れました。
ビーナスラインのどこかではあります。

霧ヶ峰にあるドライブイン「霧の駅」で休憩。
今度は忘れませんでしたよ。
そう、ソフトクリームです。
食べられるなら無料で増量してくれるとのことで、
ありがたくいただきました。

※このブログを書くために調べてわかったのですが、
「霧の駅」の建物は5月末で解体とのこと。
今回寄ったのはその直前だったようです。
(同じエリアにある「霧ヶ峰ビーナス」などはそのままです。)

山中湖近くの宿へ

白樺湖でビーナスラインを離れた後は、
152号線(大門街道)から20号線(甲州街道)に入って南下し、
山中湖方面を目指します。

どうにか暗くなる前には宿に辿り着けました。
日没前の曇り空を背景に富士山が見えたときはなんか不思議でした。
立体感がなくて空に貼り付いているというか、
白い空に白黒で大きな富士山の絵が描いてあるみたいな感じ。
下の写真でなんとなくでも伝わるかな~

この日の晩御飯は、「山中湖畔のステーキ酒場」で酒場ステーキ1ポンド。
宿から店への移動がバイクでしたので、お酒は我慢です。

3日目

富士山へ

この日は雨模様でした。
朝から結構降っていたのですが、
しばらくすればましになりそうな予報だったので、
宿は時間ギリギリまで粘りました。
チェックアウトの時には雨は止んでいましたが、
いつ降り出してもおかしくない天気だったので、
雨装備を整えて出発です。
一旦山中湖畔に出て、富士山の須走口から5合目を目指します。
普段は低いギアを引っ張って使うより、
なるべく高いギアで走るのが好きなのですが、
使うギアはどんどん下がり、基本は3速、コーナーは2速になりました。
(きついところでは2速でも全然加速しませんでしたけど。)

どうにか無事、5合目の駐車場に到着しました。
わかっていたことですが、真っ白で何にも見えません。
写真も撮らず、そのまま下山しました。

道志みち

次の目的地は東京です。
せっかくなので道志みちを通って向かいましたが、
富士山から下りてからは雨でしたので、ただただ前の車について走るだけ。
道の駅どうしに寄ることすらしませんでした。
雨だと何をやるのも面倒になります。

都内へ

疲れたところでの渋滞は辛かったですけど、宿へ到着。
バイクを置いてから友人宅へ移動。

その友人は大学時代からバイクに乗っていた人で、
当時、(私有地で)少し運転させてくれたことがありました。
私はバイクについてはまったく無知でしたが、
4輪のマニュアル車には乗っていましたので
どれが何か(右レバーが前ブレーキ、左レバーがクラッチなど)と、
シフトチェンジの方法さえ教えてもらえば、
どうにか動かすことぐらいはできました。
この経験がなければ、バイクの免許を取ろうとはしなかったかもしれません。

一度ぐらいは一緒にツーリングができればいいなと思っていたので、
今回のコースに東京を組み込んだのでした。

軽く飲みながら翌日の予定を相談し、宿へ戻ります。

4日目

奥多摩湖

まずは前日会った友人宅へ向かったのですが、
ナビに嘘をつかれて30分ほど迷ってしまいました。

合流したら奥多摩湖へツーリングです。
バイクは多いだろうと思っていましたが、自転車も結構いるんですね。
わざわざしんどい坂道を上りに来るなんて、
こと自分自身に限ってはこの先も絶対ないと思います。
(下りだけなら喜んで走りますが。。)

奥多摩湖はかなり飛ばして走るバイクも多いところです。
今回、私自身は安全運転の友人に続いて走ってましたので、
何の問題もなかったのですが、
どうやら私たちが通った後で事故があり、
しばらく通行止めになったりもしていたようです。
(帰るころには次々とパトカーなどが10台ほど上っていきました。)

出発地の近くに戻ってから、共通の友人のところへアポなしで行き、
お茶してこの日は終了。

翌日に備え、都心の宿を目指します。

5日目

神田ブーツ研究

知ってる人は知っている、神田ブーツ研究です。
シトローツ製オーダーブーツの数少ない取扱店でもあります。
無料で足型診断をしてもらえるとのことで、
前々から東京へ行く機会を伺っていたのですが、
ようやくその時が来ました。

今履いているブーツも専門店でフィッティングしてもらっており、
滑っている時やリフトに乗っている時に、
特定の部位に負荷がかかって辛いということはないし、
休憩中もバックルを緩めずにいるほどなので、
それなりに足には合っていると思います。
でも、滑っている時は気にならないけど、
やっぱり小指の付け根の部分はちょっときついとか、
脱いだり履いたりがきついとか、
不満がないわけではないんですよね。

そこで、シトローツです。
もちろん高いんですけど、
シェルをオーダーで作ってもらえて、
インナーもフォーミングなんて、理想のブーツです。

実際に足を見てもらって、どう判断されるか楽しみだったのですが、
特に異常なほど広いということはなく、ごく普通の足であり、
レグザムのシェル加工(+特製のフォーミングインナー)で
全然問題ないと言われてしまいました。

次買い替えるときは、お世話になるつもりなので、
再度レグザムにするのか、シトローツを試してみるのか、
今履いているブーツも見てもらったうえで結論を出したいと思います。
(完全な買い替えではなく、今のブーツを持ち込んで、
インナーだけフォーミングで作ってもらい、
多少シェルにも手を入れてもらうという可能性の方が大きいかも。)

靖国神社

神田ブーツ研究の後は、ボンディの神田小川町店へ。
ビーフカレーの辛口をいただきましたが、
私には中辛の方があってただろうと思います。

暑い日だったため、汗だくになりながら靖国通りを西へ。
次の行き先は洋菓子のゴンドラです。
新聞でここのパウンドケーキが紹介されており、
いい機会だから食べてみたかったんです。
店内での飲食はできないとのことでしたので、お土産に購入しました。

微妙な時間だったので、道路を挟んで向かいの靖国神社へ。
ベンチで小一時間ほど休憩し、バイクを停めてある大手町へ戻ります。
皇居を通り抜けるつもりでしたが、
中に入れない日だったため、堀の外側を時計回りに歩きました。
ツーリングに行ってこんな長距離を歩く日があるとは思いませんでした。

疲れたところで、東京最後のイベント、千疋屋のパフェです。
涼しいところで気持ちを切り替えたらバイクを回収。
いざ帰途へ。

東名高速で帰宅

首都高は走りたくないので、大手町から渋谷を抜け、下道で東名を目指します。
夕方の混む時間ですが、全然動かないような渋滞はなく、19時頃高速入り。

ETCの深夜割が効くように、
0時を過ぎてから高速を降りるようにしたいと思っていましたが、
余計な計算をしなくても早すぎる心配はなさそうです。
(4輪車なら微妙な時間ですけど。)

休憩も多めに取って、時速80キロぐらいで巡行するつもりだから、
高速を降りるのは2時から4時ぐらいかな~と予想。
実際は朝7時でした。

さすがに疲れていたらしく、身の危険を感じるほど眠かったので、
車では考えられないほど何回も休憩し、その都度仮眠してました。
結果的には休憩込みで均すと、時速40キロ程になりますね。
初日の下道の方がよっぽど速かったみたい。

今回の学び。
何回にも分けて合計5~6時間も仮眠するぐらいなら、
1泊追加してしっかり眠った方が良さそうです。

どうにか無事に戻ることができ、
最後に給油して計算したトータルの燃費は、リッター当たり37キロでした。
山にも登ったし、都心の渋滞も食らったし、
行程の3分の1は高速だったわけで、それを考えると立派な数字です。

そのうち東北にも足を延ばしてみたいという思いがあるのですけど、
こうして振り返って考えてみると、遠いよなぁ~

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