寒波と大雪が西日本を襲った1月11・12日、
八方尾根は1日目が小雪/曇り、2日目は曇り/晴れと、
比較的穏やかな天気でした。
大転倒?
最上部のコース脇はこんな感じでした。
これ、圧雪の上の積雪ではないので、深くまで柔らかいんですよ。
で、大失敗。
コースの逆の端の新雪部分に滑りこんで停止してたのですが、
向きを変えて滑りだそうと山側の足を踏み込んだ瞬間、
板がズボズボと沈み込み、バランスを失って立ちごけ。
深雪で起き上がるのがあんなに大変だとは思いませんでした。
ストックを突こうにも底なしですし、
ストック2本を雪面に寝かせて上から押さえてもなかなか支えになりません。
どうにか起き上がった後、
コースの中ほどまで戻る前に、もう一度同じようにこけてしまいました。
ここのリフトには1回しか乗りませんでしたが、
滑っていた時間より、もがいていた時間の方が何倍も長かったと思います。
(外人さんたちの多くが、幅の広い板を履いている理由を、
身をもって理解しました。)
コブへの挑戦?
非圧雪のエリアはこんな感じでした。
リフトからはもっとコブ状に見えるところもありましたが、
実際に行ってみると荒れた深雪といった感じでした。
降雪直後だったためか、時期的なものかはわかりませんが、
カリカリのコブはありませんでした。
コブ初心者としては、コブの山で抱え込みながら板を回し、
山の奥側でザザーッとずらすやり方から慣れて行くつもりでいたが、
そういう練習に都合のいいコブはありませんでした。
コブの山も柔らかいため、板が山の上を通るのではなく、
山をつぶして中を通ってしまうような状態でした。
ということで、コブへのチャレンジは先送りとなりました。
同時操作への挑戦
踏みかえでの切り替えはなるべくなくそうと意識していました。
やり方はいろいろあるのでしょうが、
今回は極端な抜重を行うのではなく、
板を通り越して谷側に体を移動させるような切り替えをイメージしていました。
結果として、次のターンの早い時期から板を踏めていたように思いますし、
それなりにキレのいい高速ターンになっていたように思います。
ただし、気持ち良さにつられて数ターンする頃には、
どんどんスピードがのって不安を感じてしまいますので、
ずらしとか、荷重のタイミングとかで、
スピードをコントロール必要がありそうです。
(慣れて限界を上げることも必要でしょうが。。)
両足荷重への挑戦
前項で書いた、スピードが出過ぎて感じる不安は、
内足がうまく使えていないことにも原因があります。
外足を踏み込んで高速ターンしているときも、内足は雪面に置いているだけ。
ターンの途中で無理に内足への荷重を強めようとしても、
外足と一緒に回し込めているわけではないので、
左右の動きがチグハグになり、バランスを崩しがちでした。
両足荷重に矯正すべく、左右どちらにターンするときも、
荷重の割合を、左:右=7:3などと固定する練習方法を試してみました。
左が内足になった場合も荷重の比率は維持できましたが、
今にして思えば、
こけないようにバランスを取りながらずらしてターンしているだけでした。
その比率のまま、つまり内足中心にしっかり踏み込むことが次回の課題です。
その他の反省点
・少し斜度がきつくなってスピードが増すと、
ブレーキをかけようという意識で腰が引けてしまい、
いい位置に乗れていない。
・板を十分に回し込めていない。
・谷向きを維持すべきところで、上体が回ってしまっている。
次回は妙高赤倉温泉です。
大雪が降ってるみたいですが大丈夫だろうか。。。