道具をこうして選ぶと失敗します

年数の割に数は少ないのですが、これまでに使ってきた道具について書いてみます。

アルペンで買ってもらった初級者用のセット

ブーツのメーカーは不明。

色はグレー。

パッと見は、昔のレンタル店にズラッと並んでいそうなものでしたが、

初心者用レンタルブーツの緩くてフニャフニャしたものとは違い、

それなりにカチッとした印象でした。

板はhartのものでしたが、自分で踏むことも多かったし、すぐ傷だらけになりましたね。

自分で最初に買ったもの

少し滑れるようになると、初級者用の道具は早く卒業したいと思うようになるもの。

カッコいい道具を使いたくなるわけです。

特にブーツは長く使う予定でしたし、

すぐに上達するつもりでいたこともあり、

当時の自分のレベルには合わないものを選んだと自覚しています。

DYNAFITの3F COMP Sです。

スキー用品店でもらったパンフレットなどを見て、

いろんな機能がついていたのでほしくなったのですが、その分、重いわけです。

また、しっかりホールドしてくれるブーツでしたが、

実際に滑ってみるとくるぶしの当たりがきつく、辛かったです。

インナーを削ったり、パッドを当てたり、

シェルの押し出しなんかもやってもらいましたが、

そもそも足の形に合っていなかったんでしょうね。

昔のこと過ぎてよく覚えていませんが、

最初から「このブーツが欲しい」という気持ちで試し履きしてますから、

「これぐらい大丈夫だ」と思いたかったんでしょう、きっと。

この失敗のおかげで、次からは足に合うことを最優先で考えられるようになりました。

ネットにはそのブーツの写真も転がってましたが、

著作権のこともありますし、自前の写真をデジカメで撮ってみました。

ブーツがメインの写真でなくてすみません。

すごく懐かしい部屋です。

北国に住みながら、しばらくは暖房器具がコタツのみという生活をしてました。

冷たいベッドに移れず、このコタツで何回朝まで寝てしまったことか。。

板はHEADの中級用のものだったと思います。

メタル入りの板で、これがまた重かった。

足に合わない重いブーツに重い板。ほんとに辛かったです。

うまくなりたい気持ちは強いのに、整地以外を滑る気にはなれませんでした。

その頃の写真を1枚。

20代前半、若かりし日の私 in 安比高原です。

このサイトでは、基本的に顔出しNGというつもりでいますが、

これだけ昔の小さい写真なら、まぁ問題ないでしょう。

SALOMONとの出会い

いよいよブーツの買い替えです。

ちょうどリアエントリーのブーツが一気に広まった頃です。

それまでは結構ガチガチにバックルを締めていましたし、

リアエントリーは初心者向けという印象を持っていました。

でも、ヴィクトリアで片っ端から履き比べてみて、

足に当たらないのはSALOMONのリアエントリーだけでした。

痛くなくて、履くのも脱ぐのも楽ちんならいいかと思い、

快適さ優先で決断したのが、SX92 EQUIPE Rです。

結果は大満足でした。

板はROSSIGNOLの4S KEVLARにしました。

当時は4Gとか7Gを履いてる人がやたらと多かったですね。

ブーツ、板ともに軽くなりましたから、一気に楽になりましたよ。

それからしばらくはこの組み合わせが続きました。

そのうち、世の中にはカービングスキーが登場し、何年も経過します。

私の道具はあまり多くの日数を滑らないこともあり、結構長持ちしました。

リフトで2mクラスの板を履いてる人と一緒になると、

お互い自然にその話になるぐらい、長い板は希少な存在になってました。

ちなみに、ずっと長い板を履き続けた人たちって、

多くは4S、7S、4G、7Gのベテラン勢だったと思います。(確かにいい板ではあったし。)

カービングの時代

ブーツのインナーがへたってしまい、買い替えることになりました。

もちろん探すのは楽ちん快適ブーツです。

すでにリアエントリーのものは市場から消えていましたので、

フロントバックル式のものから探すことになります。

足の形に合うのを選ぶとやはりSALOMONになりました。

COURSE XR flex110

自分の体重が(かなり)増えたこともあってか、

結構柔らかくて、膝が簡単に入るように感じます。

バックルをきつく締めると小指の付け根が当たるのですが、

締め方を加減して履いています。

板も買い替え、いよいよカービングデビューです。

ずん胴2mからの乗り換えですので、癖が強くなさそうなのを選びました。

今はチューンナップに出しており、手元にないため正式な品名は不明ですが、

小賀坂のUNITYです。

在庫の関係でちょっと短め160cmだったんですが、40cmの差は大きいですね。

軽いし取り回しが楽で、長さを持て余すことがないです。

カービングの板だと自然に小さな弧になってしまうため、

高速のロングターンだけはできなくなりましたが、

それ以外は何をやるのも簡単になったように感じています。

これから

今のブーツはインナーを傷めてしまったので、

できれば買い替えたいと思っています。

1回ぐらいオーダーブーツにも挑戦してみたいし、

神田ブーツ研究でStrolz(シトローツ)かな~などと考えていたのですが、

東京まで行く用事もなければお金もないということで、

もう1シーズン、サロモンを履き続けることにします。

板はいろいろ試してみたいという気持ちはありますが、

買い替える際には、極端にRのきつい板は避けるだろうと思います。

(複数持ちという贅沢ができるなら別です。)

元々、曲がらない板を曲げて滑ってきたわけですし、

ターン弧を小さくする分には、どうにでもできるでしょう。

でも、逆はずらすしかありませんよね?

今の板は気に入っているし、次も小賀坂にする可能性が大ですが、

腕が上がれば板に求めるものも変わってくるかもしれませんね。

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